ダウ理論②
前回の続き、ダウ理論6項目を細かくみていきたいと思います。
1、チャートはすべての事象を織り込む
これは書いている通りですが、相場はチャートの動きがすべてということです。
為替レートは要人発言や金融政策、経済指標の結果などの「ファンダメンタルズ」の影響を受け売買が行われたり、投資家(我々個人トレーダーも含む)の利確・損切りによって変動します。これらの変動はすべて過去の値動きとなりチャートに残るということです。そして今後の売り買いのものさしとなっていくため、チャート分析を行うことが最も重要であり、売買の根拠とならなくてはならないのです。人によって見方は異なりますが、トレーダーにとってチャートは宝の地図ということです。
2、トレンドには長期・中期・短期の3種類がある
長期トレンド・・・1年~数年続くトレンド(主に週足・日足)
中期トレンド・・・数週間~数か月続くトレンド(主に4時間足・1時間足)
短期トレンド・・・1時間~1か月程度続くトレンド(主に5分足・15分足)
大きいトレンドの中に小さいトレンドが確認されるってことですね。
大きな時間軸の方が意識している人は多い(スキャ~スイングトレーダーが見ています)ので、逆らわないのがセオリーです。個人としてこの項目に関しては同時にフラクタル構造についても勉強していきたい内容です。
3、トレンドは3つの波で形成される
1つ目がプロの方々が買い(売り)始める時期(転換を狙ったエントリー)
↑ここでは入れるようになるのが目標!!
2つ目がその他大勢の投資家がエントリーする時期
3つ目が1つ目でエントリーした投資家の利確時期
この3段階が存在し、1もしくは2で入ることが重視される。個人的に今は3で入ることが多く、損切り貧乏を重ねております。この項目ではエリオット波動を同時に勉強していきたい内容です。
本日はここまで。次回残りをやっていきたいと思います。